
仕事と育児の両立ができたのは
理解ある仲間や職場の
サポートがあったから。
特別養護老人ホーム菩提樹 ケアワーカー 入社10年
小妻 由香こづま ゆか
- 仕事内容を教えてください
- ユニット型ケアの施設で、入浴、排せつ、食事など主に3つを介助しています。生活の中で、お風呂のときは、ケガやあざがないか、全身をチェックしたり、肌が弱い人にはクリームを塗ったり、足をよくぶつける人には保護してあげるなど、細かいことに気づくのも仕事のひとつです。
- 入社のきっかけは?
- 祖母を自宅介護していた母が、大変な思いをしているのを見て育ちました。当時小学生だった私は、手伝えることがなくて。将来は母のように大変な思いをしている方のために、役に立ちたいと思いました。
実は姉二人も似たような仕事をしていて、一番上の姉は作業療法士で、二番目の姉は看護師。私が介護福祉士になったら、全面的に親をサポートできるなと。
別府の福祉介護の学科に通って、介護福祉士の資格を取得しました。在学中、みのり村の施設で実習があって、職員さんみんな明るくて、楽しい職場だなと思いました。年齢関係なく協力し合いながら仕事をされていたのもよかったです。 - 職場の雰囲気は?
- 先輩・後輩年齢関係なく、みんな仲良く、楽しい職場です。忙しいときは、あちこちから「大丈夫?」って声をかけてくれたり、手伝いに来てくれるのでとっても心強いですね。私は子どもが3人いるんですが、産休育休をいただいて、仲間のサポートがあるから、ずっと働いてこれたと思っています。最近男性職員も子育てについて理解があるんですよ。


- 仕事の魅力、やりがいは?
- 利用者さんから「ありがとう」「楽しかった」という言葉をもらったときに、やりがいを感じます。爪を切るなど、小さなことでもすごく喜んでくれるんですよ。言葉をもらうだけでうれしいです。介護の現場では、最初は歩けていた方も、寝たきりになって、最終的には看取りになる場合も多いんです。ただ「最後の日まで笑顔でいてもらいたい」と思っています。
- これからの夢・目標は?
- 産後復帰する職員も多いですが、結婚・妊娠を機にやめる方もいます。私はちょうど同じような状況の3人子育て中の同期職員がいて、励ましあいながら乗り越えてきました。仕事と育児の両立を経験してきたので、これから結婚・出産をする職員がもっと仕事しやすい環境を、少しづつでも整えていきたいなと思います。
- 未来の後輩にメッセージ
- 自分が今度は恩返しする側かなと思っています。妊娠中や産後のお母さんたちの悩みもわかるので、リラックスして安心して仕事をしてほしいなと。女性の味方でいたいなと思います。みのり村は女性が輝いて働ける職場です!