
子どもたちの成長を見るのが喜び
私自身も成長しています。
児童発達支援センター プリンちゃん 保育士 入社9年
鹿島 実紀かしま みき

- 仕事内容を教えてください
- 主に発達・知的障がいを持つ未就学児の療育を行っています。小集団(5~10名)での保育なんですが、具体的には、就学に向けて、身の回りのことは自分でできるように、基本的な生活習慣を一緒にチャレンジしていきます。対人関係が苦手なお子さんが多いので、お友達との関わり方を身につけたり、相手に伝わるような言い方を考えたり、子どもの個性に合わせて、一緒に行っています。
- 入社のきっかけは?
- 母も保育士なんです。私が中学生の頃、母が勤務する保育園で障がいを持つ子の担当になって、当時母の話を聞いたり、その子と実際に関わる機会があり、「障がい児保育ができるようになりたい」と思ったのがきっかけです。障がい児保育を専門として学べる短大を選んで、保育士の資格と、虐待を受けた子たちの心理面のケアができる保育心理士の資格を取得しました。
実習でみのり村に行ったんですが、職場がアットホームな雰囲気で、たくさんの実習生がいる中、職員さんがひとりひとり丁寧に接してくれて、いいなと思いました。 - 職場の雰囲気は?
- みのり村は、介護福祉士や相談員など、いろんな職種・幅広い年代の職員がいます。そういった方々と交流したり、福祉に関わるいろいろな意見交換ができるのがいいところですね。
季節ごとに、利用者さんも参加する施設の行事や、ミニバレー大会や親睦会といった職員同士の交流を目的とした行事もたくさんあり、部署が違ってもコミュニケーションできる環境です。
- 仕事の魅力、やりがいは?
- うまく話せなかった子どもが上手に話していたり、対人関係が苦手だった子どもがお友達と手をつないで遊んでいたり、伸びしろがすごいので、成長が目に見えてわかります。それを保護者と共有でき、保護者の方がうれしそうにしているのを見ると、やりがいを感じます。
- これからの夢・目標は?
- これからも障がいを持ったお子さんと関わりたいです。地域の親子教室に行く機会もあるので、発達障がい支援スーパーバイザー(SV)の資格を取得して、もっと専門性を高めたいです。SVは3年ほどかけて取得する資格なんですが、業務の一環として研修を受けられます。座学をはじめ、いろんな施設に研修に行き、様々な事例検討をする機会があるので、資格を取得する過程で、もっと知識を深めていきたいなと思います。
- 未来の後輩にメッセージ
- 障がいを持つ子どもたちと関わるのは難しそうといったイメージがあるかと思いますが、本当にみんな素直でかわいいいんです。ひとりひとりのペースで成長していくのを、間近で見ながら、一緒に成長できるのは、とてもいい環境だなと思います。
